色即ぜねれいしょん / みうらじゅん(著)

仏教系男子校に通う乾純(イヌ)は、文科系でボブディラン好き。自作のフォークソングを熱く歌うが、彼女歴が無いのが悩み。そのイヌが夏休みに友達と隠岐島に旅行に行くことでちょっぴり成長する、みうらじゅんの自伝的青春小説。
さすがみうらじゅんだけあって面白いのだけれども、あまりにも青春すぎて、私は入り込めずに終わってしまった。
ちなみに村上龍の「69」の雰囲気とよく似ている。「69」が佐世保&ロックだとしたら、「色即ぜねれいしょん」は関西&フォークといったところか。
この夏映画公開予定。映画は何だか楽しそう→http://shikisoku.jp/indexp.html

色即ぜねれいしょん (光文社文庫)

色即ぜねれいしょん (光文社文庫)