〜黒い時計の旅

スティーブ・エリクソンの1989年の作品。
けっこう前に読み終わったのだけど、感想を書くのがなかなか難しくてほったらかしにしていた。とはいえ、すごく面白い作品。
時間・場所がバラバラのお話が次々と進行し、読みながら頭の中がぐちゃぐちゃにされるのだが、その中で切なく描かれているヒトラーの存在が印象的。
作家の想像力に感服だ。

黒い時計の旅 (白水uブックス)

黒い時計の旅 (白水uブックス)