流星の絆/東野 圭吾(著)

連ドラで話題の『流星の絆』を読んでみた。まあドラマは見ていないのだけれど。
面白かったので、半日で一気に読んでしまった。ただ、面白くて読みやすいから一気に読める反面、少し物足りない気もした。
私はミステリーやサスペンス小説はあまり読まない方なので、たまに読むとまんまと作者が仕掛けた罠に嵌ってしまい、種明かしされるまで全く犯人が分からない。今回もまんまと、最後のどんでん返しでびっくりした。

連ドラは宮藤官九郎脚本だそうなので、きっと「ふつう」には仕上げていないのだろう。
両親を惨殺された兄弟たちの成長物語でもあり、ミステリーでもあるこの話を、どの様にクドカン流に仕上げているのだろうと思うと、けっこう気になる。ドラマ見てみようかな。

流星の絆

流星の絆