ライブ三昧

makiflat2008-10-29

前の会社の時にお世話になっていたお客さんに誘われて銀座のジャズクラブへ。この日のゲストは何と二胡奏者のウェイウェイ・ウーさん。二胡は初めて生で聴いたのだけれど、2弦しかないのに、バイオリンに劣らないとても豊かな音色で驚いた。本人の目の前という特等席だったので、弦を押さえたり震えさせたりする繊細な指先に見入ってしまった。ピアノ&ウッドベース&ドラムスとのセッションで、格好良くて気持ちが良かった。(以下の動画はこの日のライブではないです)

スコットランドのフォーク/トラッドバンド、LAU(ラウー)のライブに誘われて行ってきた。
ギター&アコーディオンフィドルのトリオで、すっごい格好よかった。私は特にアコーディオンに目が釘付け。小さな楽器で、重低音から高いメロディー音まであれほど多彩な音が出せるとはすごい。まるでポータブル・パイプオルガンのよう。

最近大好きなコトリンゴさんが3Pバンドでライブをやるということで、しかも対バンが昔よく聴いていた小島麻由美さんということで、チケット即買いだった。それにしても、全然タイプの違う2人がなぜ一緒にやることになったのだろう。
まず登場したのが小島麻由美さん。ライブハウスではなくホール形式の会場に慣れていないようで、本人もお客さんもちょっと戸惑い気味で、前半は一体感のようなものが無かったのだけれど、さすがはベテラン。後半にかけて段々と盛り上がって、最後はすごく良い感じで終わった。
続くコトリンゴさんは自作の鳥かごを持って登場。かわいい!最初はソロの弾き語りで「me & my bird prince」をやってくれた。やはりグランドピアノは素敵。その後ソロをやったりバンドをやったり。バンドにはまだ慣れていない感じではあったけれど、「おいでよ」は良かった。アルバムの出来がとても良かっただけに、ライブでは未完成に感じる部分もあったけれど、やっぱりコトリンゴさんはすごい。また絶対見に行きたい。(以下の動画は「おいでよ」のプロモ)

名前が長いのだけど、フィンランドから来た Pauliina Lerche - Mimmit(パウリーナ・レルヒェ - ミミット)を見に行った。
その前座として、何とwaits(O君のアイリッシュバンド)が登場。こんなに大勢のお客さんの前でやるのは私が知る限りでは初めて。会場の熱気もあってか、1曲目からがんがん飛ばして良い感じだった。
続いて和太鼓&サックスという異色の組み合わせの2人組が演奏したあと、メインのパウリーナ〜のステージ。独特のファッションに身を包んだ2人が登場。姉妹でやっているのだけれど、お姉さんのパウリーナはアコーディオン弾いたりフィンランドの民族楽器カンテレを弾いたり歌ったりで、妹のハンナマリはフィドルやキーボードを弾きつつ歌ったり踊ったり。
2人とも声が素敵で、どの曲もまるで神話の世界みたいで面白くて、楽しいステージだった。フィンランドでは2人が大人気で、子供たちが2人のファッションをまねたり、2人のアニメもやっているそう。