〜バンコク出張

makiflat2007-02-07

出張だからとウキウキしていた私が悪いのだけど、日本よりも忙しく働いた大変な3日間だった。
日曜日の夜、日付が変わってからホテルに到着。月曜はホテルから徒歩5分のうちの会社のタイオフィスで9時から22時までみっちりドキュメント作成などをやる。そして火曜日は8時過ぎからクライアント先に行き、ドキュメント作成&ミーティング。3日目も8時過ぎから仕事だった。英語ばかりだし、やる事たくさんあるし、微妙に時差ボケが取れないし、とにかく疲れた。
泊まっているサービスアパートの部屋は50㎡くらいあってジャグジーも付いていてとても快適なのだけど、寝るために帰っていたようなもので全くゆっくりしていないし、プールにも行っていない。
まあ、仕事は大変だったのだけど、食事はすごく美味しくて、月曜日のランチ(路上の屋台、100円くらいのエッグヌードル)、ディナー(外国人駐在員エリアにあるちょっと高級なタイ料理レストラン)、火・水曜日のランチ(クライアントオフィスの食堂、100円くらいの定食)、火曜日のディナー(プロジェクトメンバー30人位で創作タイ料理レストラン)、どれも満足だった。

タイに来て驚いたことが3つあって、1つは月曜日はみんなが黄色い服を着ていることである。
これは、プミポン国王の誕生曜日が月曜日で、月曜日の色が黄色であるためだ。(そういえば前にふしぎ発見で見たな)。とりあえず月曜日は、町もオフィスも、国王に敬意を表す黄色い服(エンブレム入りの黄色いポロシャツが多い)を着た人ばかりだった。国王は国民にとても愛されていて、町中至るところに写真や旗があったし、手を合わせ敬意を表している人々をよく見た。
2つ目は働いている女性が多いということ。というかむしろ、オフィスでは男性よりも女性が多い。マネジメントクラスの人も、俄然女性。聞いた話では、タイでは女性が働き者で、男性はあまり真面目に働かないそうだ。ちなみに、タイの女性はとても美人でもある。
3つ目は、ゲイの人が普通にオフィスで仕事をしていること。1フロアに数名いるらしいのだけど、私の席の近くにいた人は、一見男性なのだけどとても綺麗な顔をしていた。そして驚いたことに、夕方にはカツラを取り払ってロングヘアになり、メイクをして、完全にお姉さまになっていた。日本だとなかなか普通のオフィスワークに従事できないと思うのだけど、ここではごく自然。日本もこのくらい寛容になればいいのに、と思った。

今週の土曜日から再びバンコクに向かう。
今回は丸1日の自由時間があるので、王宮やワット・ポー、ワット・アルン(三島由紀夫の「暁の寺」)を訪ねたいと思う。