〜拾得物

7〜8年前に母親が博多駅前の路上でモンブランの万年筆を拾い、それを今は私が使っているのだけれども、分解したら戻らなくなってしまったので銀座並木通りにあるモンブランブティックに持って行った。
筆記具店なのに、用が無ければ立ち入れないような高級感が漂う!
店員さんに万年筆を預けて、ふかふかのソファで待つこと数分、直った万年筆を手に技師が登場し、色々説明してくれた。
ついでにキャップをクリーニングして、インクも新しいものに換えてくれた。もちろん無料で。
こういう、サービスがしっかり出来る店は、本当に好感が持てます。
でもごめんなさい、私の万年筆は拾い物・・・。
調べてみたらこの万年筆、4万円くらいするみたいだ。どうりでペン先の装飾は美しく、「14K」と書いてある。
ビニール製のペンケースの中に、100円のボールペンと一緒に入れています、ごめんなさい。


ちなみに、私はいつも建物や空を見て歩いているせいか、ろくな拾い物をしたことが無い。
地面を見ながら歩くというS氏によると、地面にはけっこう良い物が落ちていると云う。(先日は3千円を拾ったらしい。)
しかし歩くときの癖なんて、なかなか直せないのよね。