〜サミットに関連して

makiflat2005-07-05

6日からスコットランドでG8サミットが始まるけれども、それに関連して様々な動きがあるようだ。


まずは恒例の反グローバリゼーションデモ。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200507050002.html
エディンブラでのデモは300人程度ということで、それ程大混乱にはならなかったようだ。


今回かなり話題になったのが、貧困撲滅をスローガンにして世界各地で同時にライブを行った、"ライブ8"というイベント。
www.live8.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。
http://www.asahi.com/culture/enews/RTR200507050026.html


そして今日知ったのが"ほっとけない 世界のまずしさキャンペーン"というもの。
賛同者は「貧困を無くそう」という声を表す白いゴムバンドを身に付けて、これも"世界同時"に貧困撲滅キャンペーンを広げていくらしい。
今日書店に行ったら白いゴムバンドが売っていて、中田英寿が広告に使われていたので、「なんだろう」と思っていたら、このキャンペーンのゴムバンドだったのだ。
今年はG8サミット、国連総会、WTOなど大きな国際会議が開催されるため、この様なキャンペーンが盛んなのだろう。
以下の公式サイトでは、ブラピやペネロペ・クルスに始まり世界中の有名人が出演するCMを見ることが出来る。
プラセンタ、なぜ馬や豚のものを使う?


しかし、ライブ8にしろほっとけないキャンペーンにしろ、俳優やモデルや歌手など有名人を広告に使ってオシャレにしている所が少し引っ掛かる。
人の関心を誘うにはこの方法が一番良いのかもしれないけれど、この中に本当に貧困に関心のある人がどれだけいるのだろうと疑ってしまう。
ただの企業広告ならば誰がやっても良いけれど、テーマがテーマなだけに、何だか違和感がぬぐえない。
何にも考えてなさそうなモデルに突然「3秒に1人子どもが死んでいます」と言われても…。
ただ、マンデラやボノ、日本人だと桜井和寿村上龍といった、元からこの分野における実績や関心のある人を使っているところが、巧いですね。
まあ、良いのかな。知名度や話題性も大切だし。