〜ケルアック

makiflat2005-05-26

ジャック・ケルアックの未発表戯曲が発見されたそうだ。
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200505240013.html
ケルアックは、後のヒッピー文化(カウンターカルチャー?)に大きな影響を与えたといわれる、50年代アメリカの「ビート・ジェネレーション」を代表する作家。
私には、ビートもヒッピーもいまいち区別が付かず、全て一緒になってぼんやりと映像が浮かぶ。
独特のヒッピーファッション、サイケデリック、放浪、野宿、禅、音楽・・・。そういうイメージだ。
ケルアックは日本でもかなり人気があるみたいだけれど、私はむかし『路上 (河出文庫 505A)』(ビート世代のバイブルと言われる)を読んで、特に何も感じなかった。
あれは、同時代・同世代だからこそバイブルに成りえたものだと思う。
キャッチャー・イン・ザ・ライ』が今やごく普通の小説として読まれているのと同じく、ケルアックも今となっては昔の文化・文学にすぎない。
とはいえ、どうしても50〜60sのアメリカ文化に興味を持ってしまうのは何故だろう。
反体制だからか、その時代の音楽が格好良いからか。よく分からない。