〜チベット族が中国当局と衝突

上で"理塘国際競馬会に行きました"って書いた直後にこんな記事を発見↓
asahi.com 2007年08月04日20時10分

 中国四川省西部の甘孜チベット族自治州理塘県で1日、恒例の競馬会会場でチベット族の住民が群衆にチベットの独立などを訴えたことをきっかけに、チベット族住民と治安当局が衝突したことが分かった。地元公安当局者が明らかにした。

 数千人が参加した競馬会の開幕式で住民の一人が突然舞台に上がり、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の復帰や民族の団結などを訴えた。参加者らは歓呼の声で応え、100人前後の住民が公安や武装警察と衝突。香港紙「明報」などによると、治安当局は威嚇射撃をして約30人を拘束、怒った住民約200人が留置施設を囲んで釈放を求めたという。

 地元公安当局者は「拘束したのは舞台に上がった1人だけ。発砲もない」と説明。成都市公安当局幹部が現地に入って住民と協議しているが、「なお緊張した状態が続いている」としている。

 中国政府はチベット仏教の活仏の後継者を選ぶ「転生」の手続きを巡り、政府当局の許可権限を明確にする規則を公布したばかり。ダライ・ラマ14世の影響力を排除する内容になっている。

私、開幕式は最初から最後までずっと見てたけれど、こんな事が起こっていたとは露知らずなのだが…。一体どういうことなのだろう。事の真相をもう少し調べてみます。
それにしてもひどい法律だ。転生者はこれまでずっとチベット人が独自の方法で選定してきたし、転生はチベット文化の核をなす部分なのに、中国政府が介入するとは。またひとつ、チベットの貴重な文化が消えてしまう。