〜カーヴァー情報

先日のカーヴァー・トークで、「全集高いよね」なんて話をしていた矢先、はてなダイアリーの「村上モトクラシ大調査」で、村上さんからのこんなメッセージを発見。

来年一月から、「村上春樹翻訳ライブラリー」というシリーズが、中央公論新社から刊行されます。新書の版型で、これまでに僕が出したカーヴァーとかフィッツジェラルドの翻訳が、より読みやすいかたちで、シリーズとして刊行されるわけです。ジョン・アーヴィングや、ポール・セロー、マーク・ストランドなんかも含まれます(中央公論新社以外で刊行された作品のいくつかも含まれます)。これまで箱入りでしか手に入らなかった「レイモンド・カーヴァー全集」も安価にお求めいただけるようになります。また少なくともカーヴァーとフィッツジェラルドの作品のほとんどについては大幅改訳、あるいは綿密な手入れ、加筆をします。昔やった翻訳は、今読むと「ここは直したいな」という部分が少なからず目につきますし、またとない好機なので、できるだけしっかりと手を入れることにしました。

なんと、大幅改訳ですって。
全文はこちら→http://d.hatena.ne.jp/motokurashi/20050930