春学期開始!

makiflat2010-01-22

月曜日に、2つの論文を出し終わった。12月の頭から本格的に着手し始め、ほぼ毎日取り組んでいたので、解放感もひとしお。まあ、結果的には時間が足りず、内容に妥協はあるけれど…、終わったから考えないようにする。
2つの論文のうち1つはフェアトレードを取り扱ったのだけれども、最新の論文やケーススタディーをたくさん読むことが出来てとても勉強になった。
イギリスでのフェアトレードの盛り上がりは凄まじく、殆どの人がフェアトレードマークを認識し、スタバのエスプレッソは100%フェアトレードだし、大手スーパーも積極的にフェアトレード商品を取り扱っている。私がいつも行くスーパー「Sainsbury's」では、コーヒーカテゴリの全商品が全てフェアトレードだったりする。ついでに、私が住むブライトンはフェアトレードタウンだし、私が通うSussex大学はフェアトレードユニバーシティーだ。(大学内のコーヒー等は殆どフェアトレード、生協に売っているチョコや砂糖や果物も、フェアトレードが多い)
てことで、フェアトレード商品に囲まれた生活を送っているなか、「果たしてフェアトレードは途上国の貧困削減に本当に繋がっているのか?」という疑問が沸いたのが去年の秋(それまでは、素直にフェアトレード擁護派だった)。そこで、うちの研究所にもフェアトレードの研究をしている人が居るということで、論文を紹介してもらったりして、それが面白くて益々興味が沸いたので、この度論文のテーマに選んだ。
内容は…、また機会があったら紹介しようかな。ちなみに、日本は先進国の中ではぶっちぎりのダントツで、フェアトレードの消費量が少ない国だ。

話は変わって、最近日本でもついに話題になってきたらしいtwitter週刊ダイヤモンドtwitter特集号は品切れだそうで。
私は、始めてからまだ4カ月くらいだけれども、確実に嵌ってしまっている…(うっかりするとずっと見ているのでまずい)。色々な用途で使っている人が居るけれども、私は主に、勉強関連の情報収集に使っている。海外の主要な研究機関や援助機関は大体ツイートしているし、日本人の研究者や知識人の方々も、積極的に、役立つ情報をツイートしているので、本当に役に立つ。
「何かについての情報を知りたい」と、目的がはっきりしている人には、是非お勧め。但しツイッターアディクトにならないよう要注意!

春学期は、先学期に引き続き「グローバリゼーション」を専攻し、さらに「貧困と格差」について勉強する予定。早速忙しいけれども、論文を書いていた時よりはマシ。今学期の目標は、規則正しい生活を送ることと、リーディングを頑張ること。そして、早めに次の論文に着手すること。