秋学期終了

秋学期が終わってしまった!12月に入ってから、けっこうロングランな風邪をひいていたため、最後の2週間は家で寝て授業にちょっと顔を出す程度で終わってしまった。何とも尻すぼみな学期…。
私が今学期取っていたコースは、成績は100%レポートで決まるので(つまり出席や授業への貢献は関係なし)、風邪で休んでもリベンジが出来るのだけれども、聞きたかった講義をいくつか逃したのは痛い。でも仕方がない。
というわけで、これから論文2本の執筆に専念します。1/11提出で2本(5,000 & 3,000字)。とりあえず3,000の方は1週間で終わらせる予定!そしてダブリンに行って日本に帰る予定。

学校以外では、坂本龍一のコンサートに行ったり、ロンドンに行ったり、色々あった(…勉強より充実しているんじゃないかと思えてきた)。
坂本龍一コンサートは、2台のピアノを使ったピアノ・ソロで、映像も使っていて(環境問題や貧困問題に対するメッセージあり)面白かった。オープニングはヒーリングミュージックみたいで寝そうになったのだけれども、2曲目からバチっと目が覚めて、引き込まれた。やはり、ラストエンペラーと戦メリが一番盛り上がっていたな。戦メリを聞くと、私はたけしが笑顔で'Merry Christmas, Mr. Lawrence'と言っている、あの、素晴らしい映画の1シーンを思い出す。映画よりも前に曲を知っていたから、映画を初めて見たときは衝撃だったな。あの美しい旋律が、この映画の主題曲だったとは、と。コンサートの後には、一緒に行った友達とタパスバーに入って、ワイン空けながら色々喋って、素敵な夜だった。

 
ロンドンには12/5に行ったのだけれども、Climate Changeの大規模デモの日で、ロンドンは青一色だった。クラスメイトが参加していたので見つかるかなと思ったけれども、参加者は総勢4万人強だったそうで、もちろん見つからず。こっちのデモは、東京で見るモノとは規模が違う。若者が多いけれども、家族連れやおじいちゃんおばあちゃんも参加していた。

デモを見た後は、ナショナルギャラリーへ。入場料無料なのに、すごいクオリティーである。またいつでも来れるので、今回は印象派のコーナーを見て回るのみにした。モネの風景画、良かった。
ギャラリーの外へ出ると何やら懐かしい音が聞こえてきた。トラファルガー広場で、2人の若者が、ハイランドバグパイプを吹いていたのだ!(何故バグパイプが懐かしいかと言うと、去年フランスを旅行した時に、ロリアンケルト音楽フェスで毎日聴いていた為。)なんか嬉しくなって、雨の中暫く聴いた。

そしてトラファルガー広場には大きなツリーが立っていて、とてもきれいだった。

こちらはオックスフォードストリート。歩行者天国で、すごい人だった…。まるで東京のよう。


ロンドンはやはり都会だなあと再認識。ブライトンとは全然違う!でも、住むならやっぱりブライトンかな。