〜レインボーマン

makiflat2007-04-01

チベットで出合った変わった日本人の話。
ラサで、中島さんたち(チベットで仲良くしてもらった素敵なご家族とその友達)とレストランに行こうとしたら、お目当ての店はオフシーズンの為どうやら閉まっており、「どうしよっか?」と言っていたところ、突然レインボーカラーのポンチョを着た男性が日本語で話しかけてきた。
「その店冬は閉まってますよ。この近くに美味い韓国料理屋がありますよ。」と言って、さっさと歩き出した。
その場の流れで、レインボーの彼に付いて韓国料理屋に行ってみたのだが、彼が店員に「6人なんだけど席があるか?」と勝手に話を進めている。
私たちは5人。まさか彼もジョインする気? ― というか、一体誰なんだ?
私たちは、「他を探します〜」と言って急いで退散したのだった。
翌日の、中島おじちゃんとあかりちゃんの会話。
「昨日は良く寝られた?(おじちゃん)」「ぐっすり!夢まで見たよ(あかりちゃん)」「なんの夢見たか当ててあげようか」「いいよ」「レインボーマン出たでしょ」「当たりー!出た!!」「やっぱり。おじちゃん昨日日記に書いたよ。変な日本人に会ったって。」「でも、レインボーマン、夢の中ではすごく良い人だったんだよ」「本当!?(一同)」
と言う訳で、私たちの中では、「彼はきっと良い人だったんだね」という結論になったのだった。


さて、昨日私の夢にはなぜかダライ・ラマ14世が出てきた。
チベット人は皆ダライ・ラマが大好きなのに、中国ではネット検閲で禁止されていることはもちろん写真を売ったり持ったりしているだけで厳しく罰せられるという現状を目の当たりにして、チベット問題について興味が深まっている。(夢にまで出てこなくても・・・、と思うが。)
一方で、今一緒に働いている仲間に中国人が何人か居るのだけど、皆そろって「チベット旅行は夢です!中村さん良いですね〜。」と言う。「どんどん中国化されていくチベットを見て残念に思った」なんて彼らには言い辛い。